帰付(読み)きふ

精選版 日本国語大辞典 「帰付」の意味・読み・例文・類語

き‐ふ【帰付】

〘名〙
① つき従うこと。
平家(13C前)七「身を宗廟氏族に帰附して、名を八幡太郎と号せしより」 〔後漢書‐鄧禹伝〕
所領などを、もとの持ち主にかえすこと。
※大内義隆記(1552頃)「往古のごとく神領を帰付し玉へば神子社人是を悦びあへり」

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デジタル大辞泉 「帰付」の意味・読み・例文・類語

き‐ふ【帰付】

つき従うこと。
「身を宗廟そうべうの氏族に―して」〈平家・七〉

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