精選版 日本国語大辞典 「布衣始」の意味・読み・例文・類語
ほうい‐はじめ【布衣始】
※園太暦‐貞和四年(1348)一一月二八日「今日新院布衣始也」
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…〈ほい〉ともいう。公家では狩衣(かりぎぬ)の別称で,たとえば上皇が禅位後はじめて狩衣を着る儀式を布衣始(ほういはじめ)という。布衣という称呼は,狩衣が正式の服ではなく,身分の低いものの服装から生まれた野外用の略装であったからであろう。…
※「布衣始」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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