差当てる(読み)サシアテル

デジタル大辞泉 「差当てる」の意味・読み・例文・類語

さし‐あ・てる【差(し)当てる】

[動タ下一][文]さしあ・つ[タ下二]
直接に物に接触させる。じかに押し当てる。「額に手を―・てる」
その事に当たらせる。
宿直とのゐに―・てなどしつつ」〈浮舟
ねらいをつける。
持経者の腹に―・てて射るに」〈今昔・一七・四〇〉
あるものと、ひき比べる。
「隣の事を身に―・て」〈咄・露がはなし・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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