精選版 日本国語大辞典 「差寄」の意味・読み・例文・類語
さし‐よ・す【差寄】
〘他サ下二〙 (「さし」は接頭語)
① そばへ寄せる。近づける。
② 短くちぢめる。短縮する。
③ 押しかける。押し寄せる。さしかける。
※実隆公記‐享祿三年(1530)三月二九日「差二下人於御牧一、柳本棟別事申二懸之一、〈略〉使者令レ打二擲之一処、可二差寄一之由彼衆申レ之間、御牧三郎左衛門馳二下堺一他行云云」
さし‐よ・る【差寄】
〘自ラ四〙 (「さし」は接頭語) そばへ寄る。近寄る。
※万葉(8C後)一九・四二四五「佐之与良(サシヨラ)む 磯の崎々 漕ぎ泊てむ 泊々(とまりとまり)に」
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