差取・刺取(読み)さしとる

精選版 日本国語大辞典 「差取・刺取」の意味・読み・例文・類語

さし‐と・る【差取・刺取】

〘他ラ四〙
① 手を差し出して取る。
今昔(1120頃か)四「密に此の歯印(しいん)指取(さしとり)つ」
② (刺取) 鳥黐(とりもち)をつけた棒で鳥を刺して捕える。〔日葡辞書(1603‐04)〕
仮名草子伊曾保物語(1639頃)下「ある人、片山のほとりにおゐて、小鳥をさしとる事あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android