差し向かふ(読み)サシムカウ

デジタル大辞泉 「差し向かふ」の意味・読み・例文・類語

さし‐むか・う〔‐むかふ〕【差し向かふ】

[動ハ四]
向かい合う。向き合う。
牡牛ことひうし三宅の潟に―・ふ鹿島の崎に」〈・一七八〇〉
二人―・ひて泣きけり」〈玉鬘
当面する。現在…である。
「その母君…、―・へる子どもの数多くなりて」〈少女

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