巣南町(読み)すなみちよう

日本歴史地名大系 「巣南町」の解説

巣南町
すなみちよう

面積:一一・八九平方キロ

本巣郡の西南に位置し、北部は根尾ねお川扇状地末端部、南部はその後背湿地で標高七・五メートル―一二・五メートルの平坦低地に立地。東北部は五六ごろく輪中に、西北部は七崎ななさき輪中に、南部は古橋ふるはし輪中に属する輪中地帯。西境根尾川と、途中これを合した揖斐いび川が南流する。根尾川の伏流水(ガマ水)を集めるさい川が中央部を、五六川が東境を、西部を長護寺ちようごじ川が南流する。交通は樽見鉄道が東部を南北に抜け、JR東海道本線とこれに並走する国道二一号が南域を横断する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報