川垢離・千垢離(読み)せんごり

精選版 日本国語大辞典 「川垢離・千垢離」の意味・読み・例文・類語

せん‐ごり【川垢離・千垢離】

〘名〙 神仏祈願のため、川水などにひたって身を清めること。神仏への参詣のため、また重病人の平癒祈願のためなどに行なわれた。かわごり。
談義本・教訓続下手談義(1753)四「近きころ江戸にて、千垢離(ゴリ)名付。病気災難をまぬかれんとて〈略〉三冬に氷を砕いて河水に飛入る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android