朝日日本歴史人物事典 「川口お直」の解説
川口お直
生年:安永頃(1772~81)
江戸後期の清元節三味線の名手。大田蜀山人の詞による名曲「北州」(1818)を作曲した。もと江戸吉原の芸者で,両国に川口という料理屋を営んでいた。天保7(1836)年,向島の土手へ数百本の楓を植樹しており,その碑が白鬚神社境内に建った。<参考文献>井口政治編『延寿芸談』
(竹内有一)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(竹内有一)
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…清元節。四方真門(よものまかど)作詞,川口お直作曲。1827年(文政10)の作品といわれる。…
※「川口お直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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