川原畑村(読み)かわらはたむら

日本歴史地名大系 「川原畑村」の解説

川原畑村
かわらはたむら

[現在地名]長野原町川原畑

高間たかま山東南麓にある。大部分山林で、集落は吾妻川上流左岸の河岸段丘面に位置する。西は戸倉とくら沢を挟んではやし村、東は吾妻峡の中心部八ッ場やんばが境界となる。同川沿いに信州への道が通る。天正一二年(一五八四)と推定される一二月には、「河原畠」が不作のため「あさ六丸つく田」の俵二〇俵のうち八俵が減免されている(同月二五日「真田昌幸朱印状」渡文書)。万治二年(一六五九)の沼田藩領分書上写によると高七五石余。寛文郷帳では田方二石余・畑方七二石余。寛文三年(一六六三)の沼田藩領新検地控によると高三四一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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