川原口村(読み)かわらぐちむら

日本歴史地名大系 「川原口村」の解説

川原口村
かわらぐちむら

[現在地名]耶馬渓町川原口

津民つたみ川の上流部にあり、南東大野おおの村、西は山越え槻木つきのき(現山国町)。もと津民村の内で、幕末に独立したと考えられる。文久三年(一八六三)の「豊前志」に村名がみえる。旧高旧領取調帳では高二五三石余。慶応三年(一八六七)の川原口家文書(耶馬渓町史)では高三〇九石余、取米一一八石余。宮の下みやのしたの春日神社は旧村社で、他に皇祖こうそ神社・天満神社・山神神社がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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