川佐村(読み)かわさむら

日本歴史地名大系 「川佐村」の解説

川佐村
かわさむら

[現在地名]八幡町あさひ

吉田よしだ川左岸にあり、南下流は田尻たじり村。永禄(一五五八―七〇)頃「河佐神戸寺畑」を領する在地土豪として、遠藤胤俊に属する蓑島弥兵衛がいた(「遠藤家御先祖書」慈恩寺蔵)正保郷帳に田方五九石余・畑方八七石余とある。元禄郷帳では川佐新田一六石余がある。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では河佐村とあり、家数二五(水呑四)、年貢定米七一石余、御林一がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android