巉絶(読み)ざんぜつ

精選版 日本国語大辞典 「巉絶」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぜつ【巉絶】

〘名〙 (形動) (「巉」は山の険しく切り立っているさまの意) 山の険しく切り立っていて人の往来を拒絶すること。また、そのさま。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉五「浸蝕力更に一層、或は奇礁を碁峙せしめ、或は巉絶なる海角を刻出し」 〔李白‐江上望皖公山詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「巉絶」の読み・字形・画数・意味

【巉絶】ざんぜつ

きり立って高い。

字通「巉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android