岩崎神社(読み)いわさきじんじや

日本歴史地名大系 「岩崎神社」の解説

岩崎神社
いわさきじんじや

[現在地名]宇佐市岩崎 宮ノ前

岩崎集落の南、平地に突き出たかみなか丘陵北端にある。大鷦鷯天皇などを祀り、旧郷社。社伝によれば、養老年中(七一七―七二四)大隅・日向の隼人の乱を治めた宇佐宮神輿が還幸の際、当地に荒霊をとどめたのが草創というが(「宇佐郡誌」など)、古くは若宮八幡宮といい、宇佐宮正御供米料所岩崎庄の庄鎮守として同宮若宮社の分霊を当地に勧請、創建されたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android