デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡野松寿(初代)」の解説 岡野松寿(初代) おかの-しょうじゅ ?-1708 江戸時代前期の人形彫刻師。大和(奈良県)の西大門に住む檜物(ひもの)師(檜,杉などの材で曲げ物をつくる職人)といわれる。祭具製作の余暇に高砂の翁(おきな)・嫗(おうな)の人形をつくり,奈良人形の祖とされる。子孫は代々松寿と称した。宝永5年8月10日死去。通称は平右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例