岡本 博(読み)オカモト ヒロシ

20世紀日本人名事典 「岡本 博」の解説

岡本 博
オカモト ヒロシ

昭和・平成期の映画評論家 元・毎日新聞編集局次長。



生年
大正2(1913)年3月25日

没年
平成14(2002)年11月27日

出生地
神奈川県小田原市

学歴〔年〕
早稲田大学文学部仏文科〔昭和15年〕卒

経歴
昭和15年毎日新聞社に入社。社会部、学芸部記者、「毎日グラフ」「サンデー毎日」「毎日コア・ブックス」編集長、学芸部長、編集局次長等を歴任し、54年退職。62年まで日本大学芸術学部講師を務め、その後、日本ジャーナリスト専門学校講師。学芸部勤務となってから映画評を書き始め、「映像批評」のタイトルで執筆。批評家的な見方から、大衆の感じ方を取り入れることを提唱、映画・テレビについて社会的な考察を展開。平成4年自作の能面展「あくび姫展」を開催した。著書に「映像ジャーナリズム」(全4巻)「思想体温」「現代タレントロジー」(共著)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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