山類(読み)さんるい

精選版 日本国語大辞典 「山類」の意味・読み・例文・類語

さん‐るい【山類】

〘名〙 連歌で山に関する語の総称。「連歌新式」ではこの類に属する語として、岡、峰、洞(ほら)尾上(おのえ)、麓(ふもと)、坂、岨(そば)、谷、島、山の関、梯(かけはし)、滝、杣木(そまき)、炭竈(すみがま)などをあげている。この類の語は三句まで連続してよんでよいが、それ以上続けてはならないと規定されている。〔連珠合璧集(1476頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android