山武郡(読み)さんぶぐん

日本歴史地名大系 「山武郡」の解説

山武郡
さんぶぐん

面積:三〇五・二三平方キロ
芝山しばやま町・横芝よこしば町・松尾まつお町・山武さんぶ町・蓮沼はすぬま村・成東なるとう町・九十九里くじゆうくり町・大網白里おおあみしらさと

県北部の東寄りに位置し、北西部は下総台地で、南東部は九十九里浜に臨み平野が広がる。明治三〇年(一八九七)現郡域の北部を占める武射むしや郡と、同南部に広がる山辺やまべ郡が合併して成立。このとき武射・山辺両郡内の三町二八村を継承したが、同年横芝村が町制施行。同じく三一年に松尾町、大正一五年(一九二六)片貝かたかい町、昭和一〇年(一九三五)に白里町、同一五年豊海とよみ町が成立し、第二次世界大戦前には九町二三村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報