山本梅荘(読み)やまもと ばいそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本梅荘」の解説

山本梅荘 やまもと-ばいそう

1846-1921 明治-大正時代の日本画家。
弘化(こうか)3年8月13日生まれ。貫名(ぬきな)海屋,三谷雪崦(せつえん)に文人画をまなび,郷里愛知県半田にもどって中国の古画手本修業をつむ。山水画にすぐれ,吉嗣(よしつぐ)拝山,児玉果亭とともに地方の三大家といわれた。大正10年2月24日死去。76歳。名は〓(“馬へん”に「冏」)。字(あざな)は子埜。通称倉蔵。作品に「夏景山水」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android