20世紀日本人名事典 「山本 満喜子」の解説 山本 満喜子ヤマモト マキコ 昭和期の中南米研究家,和食レストラン支配人 元・日本キューバ文化交流研究所所長。 生年大正1(1912)年11月3日 没年平成5(1993)年7月24日 出生地東京 学歴〔年〕学習院高等部卒 経歴戦前は海軍軍令部に勤務。戦後、夫に死別後、昭和26年アルゼンチンに渡り、タンゴ歌手エクトル・バチェコの秘書をつとめ、34年帰国。37年にはキューバに渡り、42年日本キューバ文化交流研究所を設立、キューバ革命支援のため、“サトウキビ刈り青年隊”を送り込み、49年に解散するまで22回にわたってキューバを訪れた。その後、メキシコに永住渡航し、通訳・翻訳・カメラマンなどで生活。’80年代初めアカプルコに移り、和食レストラン支配人となる。著書に「ラテン音楽の旅」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報