山崎 博昭(読み)ヤマザキ ヒロアキ

20世紀日本人名事典 「山崎 博昭」の解説

山崎 博昭
ヤマザキ ヒロアキ

昭和期の反戦運動家 羽田デモで死亡した京大生。



生年
昭和23(1948)年11月12日

没年
昭和42(1967)年10月8日

出生地
高知県

学歴〔年〕
京大文学部

経歴
大阪の大手前高校在学中から日韓闘争などに参加し、昭和42年、京大文学部に入学後中核派に加入。同年10月8日、非参戦国の首相としては初めての佐藤栄作首相の南ベトナム訪問阻止闘争に加わり、羽田空港に通じる弁天橋上での警官隊との衝突で死亡する。学生が奪取した警備車の運転によるれき死とする警察側と、警官の警棒に殴られて倒れたことが第一原因だとする中核派、弁護団の主張は対立し、61年秋までに結論は出ていない。文献に高橋和巳編「明日への葬列」のほか、同事件をモデルにした未完の小説「黄昏の橋」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「山崎 博昭」の解説

山崎 博昭 (やまざき ひろあき)

生年月日:1948年11月12日
昭和時代の学生運動家
1967年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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