山口重政(読み)やまぐち しげまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口重政」の解説

山口重政 やまぐち-しげまさ

1564-1635 織豊-江戸時代前期の大名
永禄(えいろく)7年2月25日生まれ。関ケ原戦いの功で慶長6年大名となるが,18年姻戚(いんせき)関係にあった大久保忠隣(ただちか)の失脚で改易。寛永6年遠江(とおとうみ)(静岡県),常陸(ひたち)(茨城県)内に1万5000石をあたえられ,常陸牛久(うしく)藩主山口家初代となった。寛永12年9月19日死去。72歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山口重政」の解説

山口重政 (やまぐちしげまさ)

生年月日:1564年2月25日
安土桃山時代;江戸時代前期の大名
1635年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の山口重政の言及

【山口氏】より

…近世大名。周防国の出身。重政は1591年(天正19)より徳川家康に仕え,5000石を知行。1601年(慶長6)1万石に加増されて大名となる。11年にも5000石加増されるが,のち勘気をうけ一時除封。しかし28年(寛永5)召しかえされ,翌年1万5000石を賦与,奏者番となる。32年分知して1万石余,のち陣屋を常陸牛久に置き,以後幕末に至る。当主は従五位下但馬守,修理亮などに叙任。維新後は子爵。【大森 映子】…

※「山口重政」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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