山内東一郎(読み)やまのうち とういちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山内東一郎」の解説

山内東一郎 やまのうち-とういちろう

1890-1966 大正-昭和時代の鍛冶(かじ)工。
明治23年4月4日生まれ。東北帝大鉄鋼研究所(のち金属材料研究所)につとめたあと大正15年山内鉄工所を設立。13年からピッケルを試作し,昭和3年第1号を完成。5年世界初のニッケル-クロム鋼製ピッケルを製作,製品は「山内ピッケル」の名で高い評価をえた。昭和41年4月4日死去。76歳。青森県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android