山上武雄(読み)やまがみ たけお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山上武雄」の解説

山上武雄 やまがみ-たけお

1881-1943 大正-昭和時代前期の農民運動家。
明治14年8月12日生まれ。大正11年日本農民組合(日農)創立にくわわり,小作料永久3割減要求運動を指導。全国農民組合統制委員長などをつとめ,労働農民党,社会大衆党で活躍した。昭和12年人民戦線事件で入獄。昭和18年4月16日死去。63歳。岡山県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山上武雄の言及

【日農】より

…大正期以後,3次にわたって日本農民組合と称する全国的農民組織が結成され,いずれも日農と略称する。(1)日本最初の全国的農民組合組織 1922年4月9日,賀川豊彦,杉山元治郎,山上武雄,古瀬伝蔵らを指導者として神戸で創立。杉山を組合長とし,機関紙《土地と自由》を発刊した。…

※「山上武雄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android