山の司(読み)やまのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「山の司」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 の 司(つかさ)

① 山のもっとも高いところ。山の頂。頂上
※杉のしづ枝(1795)「かたぶかで有明の月の月影を山のつかさにかくみてしがな」
山林を管理する役人。山をつかさどるもの。また、かりゅうど。
書紀(720)雄略二年一〇月(図書寮本訓)「虞人(ヤマノツカサ)に命せて縦ままに猟(かり)す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報