履代・履替・穿代・穿替(読み)はきかえる

精選版 日本国語大辞典 「履代・履替・穿代・穿替」の意味・読み・例文・類語

はき‐か・える ‥かへる【履代・履替・穿代・穿替】

〘他ア下一(ハ下一)〙 はきか・ふ 〘他ハ下二〙
① 他の履物ズボンなどにかえてはく。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「足袋古いのと履替(ハキカヘ)やれ」
② まちがって他の履物やズボンなどをはく。はきまちがえる。
※江帥集(1111頃)「もときよの朝臣に、くつをはきかへられて、かへしやるとて」

はき‐かえ ‥かへ【履代・履替・穿代・穿替】

〘名〙
① 履物やズボンなどをはきかえること。
② 破損した場合などのために、別に用意しておく履物やズボンなど。
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六「当世のつくり僕にはき替(がへ)草履もたせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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