少ヶ野村(読み)しようがのむら

日本歴史地名大系 「少ヶ野村」の解説

少ヶ野村
しようがのむら

[現在地名]下呂町少ヶ野

三原さんばら村の北、飛騨川の西岸にあり、対岸小川おがわ村。古くは正観音しようかんのん村とよばれたとも(斐太後風土記)、正観音堂があるので正ヶ野と書いたともいわれる(飛騨国中案内)。庄ヶ野とも記す。慶長一八年(一六一三)の飛騨国郷帳に下呂郷として村名がみえ、高二〇〇石余。元禄検地反歩帳では上呂じようろ郷で高一一七石余、田四町九反余・畑九町二反余。「飛騨国中案内」によれば下呂郷で、免四割三分三毛、家数三六、うち百姓二六・地借り一・門屋九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android