小野沢村(読み)おのざわむら

日本歴史地名大系 「小野沢村」の解説

小野沢村
おのざわむら

[現在地名]朝日村小野沢

江戸時代松本藩領に属し、のち高遠たかとお領となる。くさり川の左右両岸の平坦地に発達した村。北西古見こみ村、東は西洗馬にしせば村、南西針尾はりお村に接する。

天正検地の際は八五石八斗八升八合と高付けされているが、元和三年(一六一七)高遠領として分離の際は一一六石一斗六升三合四勺五才となり、天保郷帳では二八三石八斗三升三合余となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android