こみ

精選版 日本国語大辞典 「こみ」の意味・読み・例文・類語

こみ【浸・

〘名〙 (動詞「こむ(浸)」の連用形名詞化)
河川の水やたまり水などがいっぱいにみなぎっていること。また、その所。
書紀(720)仁徳一一年一〇月(前田本訓)「又将に北の河の(コミ)を防(ほそ)がむとして、茨田の堤を築く」
湖水みずうみ。〔字鏡集(1245)〕

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普及版 字通 「こみ」の読み・字形・画数・意味

魅】こみ

のばけもの。また、神。〔朝野僉載、五〕に婆羅門惠範り。姦嬌魅、を挾(さしはさ)み蠱(こ)を作(な)し、左にてを弄す。則天武后)以てと爲し、賞賚(しやうらい)すること甚だ重し。

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世界大百科事典(旧版)内のこみの言及

【日本刀】より

…長さや反りの計量法は刀と同じ。(3)造込(つくりこみ)(姿) 〈鎬造(しのぎづくり)〉は刀身の表裏両面の中ほど,やや棟寄りに稜線が縦に通る(それを鎬という)様式のもの。〈平造(ひらづくり)〉は刀身の両面が平らなもの。…

※「こみ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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