小野山神村(読み)おのやまかみむら

日本歴史地名大系 「小野山神村」の解説

小野山神村
おのやまかみむら

[現在地名]小野町小野山神

菖蒲谷しようぶや雁股田かりまんだ両村の北、くるま川上流にある山村。山神村ともいう。江戸時代の領主変遷雁股田村に同じ。初め小野新町おのにいまち村などとともに宮古みやこ(仁井町)に含まれていたが、慶安二年(一六四九)までに分立して成立。同年の郡村高免記写(小松家文書)に仁井町のうち山神村とみえ、高三二六石余。元禄期(一六八八―一七〇四)の白河藩領高付帳(小針家文書)では本田高三二六石余・改出高二五七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android