小話・小咄(読み)こばなし

精選版 日本国語大辞典 「小話・小咄」の意味・読み・例文・類語

こ‐ばなし【小話・小咄】

〘名〙 (「こ」は接頭語)
① 簡単な世間話。ちょっとした話。
※歌謡・落葉集(1704)六・石川五右衛門「夜のあけ方に小ばなししてぞ通りける」
② (笑話の中の長話大話というのに対して) 笑わせることを目的としたちょっとした短い話。短い落語。または落語のまくらに用いる江戸趣味の笑話など。一口ばなし。しょうわ

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