デジタル大辞泉
「小袍」の意味・読み・例文・類語
こ‐ほう〔‐ハウ〕【小×袍】
袖が一幅で、端袖をつけない袍。貴人の元服・結髪に奉仕する者が、常の装束の上に着た。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
こ‐ほう ‥ハウ【小袍】
〘名〙 袍の
一種。袖が
一幅(ひとの)で
端袖(はたそで)がなく、手が自由に動かせるようにしたもの。貴人の元服・結髪に参上する者が、
理髪の
当色(とうじき)として着用した。
※
随筆・
安斎随筆(1783頃)四「御元服の時に限らず、常にも、御髻にまゐる人を、
御袿(みうちぎ)人と云ふは、小袍を、装束の上に
うちかくる故なり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報