小物師(読み)コモノシ

デジタル大辞泉 「小物師」の意味・読み・例文・類語

こもの‐し【小物師】

露店商の仲間で、客を装って品物を買うなどして、他の客を誘う者。さくら
ハヤハゼなどの小魚だけを釣る人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小物師」の意味・読み・例文・類語

こもの‐し【小物師】

〘名〙
① 客をよそおって商品をひやかし、買うふりなどをして見物人の購買心をそそる、大道商人の仲間。さくら。
魚釣りのとき、鮒(ふな)、鯊(はぜ)などの小魚だけをねらう釣師。⇔大物師

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android