小栗崎村(読み)こぐりざきむら

日本歴史地名大系 「小栗崎村」の解説

小栗崎村
こぐりざきむら

[現在地名]金木町嘉瀬かせ 小栗崎

金木台地先端微高地に立地、東北は小田川おだがわ村、西は嘉勢かせ村、東南中柏木なかかしわぎ村、北は金木村に接する。

安政二年(一八五五)の神社微細社司由緒調書上帳(最勝院蔵)によれば、小栗崎村産神稲荷宮は「建立年月不詳、寛永十年再建、古来より同村中ニ祭事修覆仕来候」とあり、村の成立年代は寛永(一六二四―四四)以前とも考えられるが不詳。貞享四年(一六八七)検地帳によれば、田方四一町二反七畝一五歩、畑方七町一反七畝、田畑屋敷合せて四八町四反四畝一五歩、村高三四八・八五六石で、うち田方の上・中田は四九・四パーセントである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android