小日向三軒町(読み)こびなたさんげんちよう

日本歴史地名大系 「小日向三軒町」の解説

小日向三軒町
こびなたさんげんちよう

[現在地名]文京区小日向こびなた四丁目

小日向清水谷こびなたしみずだに町の北西に続く年貢町屋。伝通でんづう院前から大塚方面に抜ける通り(現春日通)の南側を占め、同通りを隔てて北は小石川御箪笥上こいしかわおたんすかみ町、道を隔てて西は小石川御薬園こいしかわおやくえん同心屋敷や武家地、南は徳雲とくうん寺境内および武家地。かつては小日向村畑地であったが、万治年間(一六五八―六一)長兵衛など三名が家作をして所持したことから三軒町と称するようになったと里俗に伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android