畑年貢(読み)はたねんぐ

精選版 日本国語大辞典 「畑年貢」の意味・読み・例文・類語

はた‐ねんぐ【畑年貢】

〘名〙 畑に課する年貢
※虎寛本狂言・竹の子(室町末‐近世初)「畑年貢を出しまする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の畑年貢の言及

【夏成】より

…中の年貢六月の一日立てべし〉とあり,その納期がわかる。また後北条氏の場合にも,畑年貢に〈秋成〉と〈夏成〉がみられる。《地方凡例録(じかたはんれいろく)》(1794)によると,近世の関東では畑年貢を夏成といい,〈関東計りナツ成とて夏収む〉とある。…

※「畑年貢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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