精選版 日本国語大辞典 「小揚」の意味・読み・例文・類語
こ‐あげ【小揚】
〘名〙
※咄本・私可多咄(1671)一「馬おひは、いつもこあげにゆくといふほどに、子あぐる事がじゃうずであらふ」
② 荷物を運搬する人夫やその荷物。また、特に駕籠かきなどの人夫をもいう。小揚軽子。小揚取。
※評判記・色道大鏡(1678)二「大臣附のこあげ、かけめぐりて簍(かご)を用意し」
※民間省要(1721)中「わざと人を肩に負〈略〉過分の小揚げを目あてにするもあり」
⑤ 小形の油揚(あぶらあげ)。
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