対食(読み)たいしょく

精選版 日本国語大辞典 「対食」の意味・読み・例文・類語

たい‐しょく【対食】

〘名〙
① さし向かいで食事をとること。相対して食事をすること。
② 食事に対すること。食事を前にすること。〔陸機‐為周夫人贈車騎詩〕
③ 古く中国で、官に仕える者同士が勝手に夫婦となること。また、その夫婦。
魚玄機(1915)〈森鴎外〉「女道士仲間では、かう云う風に親しくするのを対食(タイショク)と名づけて」 〔漢書‐外戚伝下・趙皇后〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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