寮村(読み)りようむら

日本歴史地名大系 「寮村」の解説

寮村
りようむら

[現在地名]福井市寮町

あら(新川・吉野川)中流左岸、殿下でんが村の北に位置する。村名は慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図にみえ、高六七五・〇八石が記される。正保郷帳によると田方四九四石余・畠方一八〇石余。福井藩領で、文政六年(一八二三)の給人地方渡名寄帳によると、藩の蔵入地四七〇石余のほかは酒井与三左衛門らの知行所であった。北東方、坂下さかした村境一帯に北大窪きたおおくぼ・南大窪・中窪なかくぼなどの字名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android