寝覚が好い(読み)ねざめがよい

精選版 日本国語大辞典 「寝覚が好い」の意味・読み・例文・類語

ねざめ【寝覚】 が=好(よ)い[=安(やす)い]

眠りからさめた時の気分がよい。転じて、ある事を思い出して心がすっきりとする。自分行為に心を痛めることがない。
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)三「町人百姓ほど昔から今にいたるまでも、ねざめのやすきものはあらじ
※歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)三幕「そこで彼奴(あいつ)が知らぬうち、殺してしまへば寝覚(ネザ)めがいい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報