寛雅(読み)かんが

精選版 日本国語大辞典 「寛雅」の意味・読み・例文・類語

かん‐が クヮン‥【寛雅】

〘名〙 (形動) ゆったりとして、優雅なこと。また、そのさま。〔後漢書‐袁紹伝上〕

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普及版 字通 「寛雅」の読み・字形・画数・意味

【寛雅】かん(くわん)が

おちついていて上品。〔後漢書、袁紹伝〕紹、外にして局度り。憂喜、色に形(あら)はさず。而れども性、矜愎にして、自ら高しとす。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寛雅」の解説

寛雅 かんが

?-? 平安時代後期の僧。
俊寛の父。真言宗仁和(にんな)寺では木寺法印とよばれた。三論(さんろん)に精通し,法然におしえる。長寛2年(1164)から法勝寺寺務を統括した。俗姓は源。

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