寛闊者(読み)カンカツモノ

デジタル大辞泉 「寛闊者」の意味・読み・例文・類語

かんかつ‐もの〔クワンクワツ‐〕【寛×闊者】

はで好きの人。はで好み。だて者。
「したりしたり、―めと、人皆うち眺めける」〈浮・一代女・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寛闊者」の意味・読み・例文・類語

かんかつ‐もの クヮンクヮツ‥【寛闊者】

〘名〙 はで好みの人。伊達者(だてしゃ)派手者(はでしゃ)
仮名草子浮世物語(1665頃)三「かの快滑者(クンクツモノ)は譬へば奈良刀の上面ぎらめきて物の切るる事なく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android