寒酸(読み)カンサン

デジタル大辞泉 「寒酸」の意味・読み・例文・類語

かん‐さん【寒酸】

[名・形動]貧しく苦しいこと。また、そのさま。
「いかにも―な姿をさらしているだけではないか」〈島木健作・続生活探求

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寒酸」の意味・読み・例文・類語

かん‐さん【寒酸】

〘名〙 貧しくて苦しいこと。寒さに痛み悲しむこと。
異制庭訓往来(14C中)「雪月共諍光。其寂寥寒酸之風情」 〔燕子箋‐第三九齣・双逅〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「寒酸」の読み・字形・画数・意味

【寒酸】かんさん

貧苦

字通「寒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報