寒玉(読み)かんぎょく

精選版 日本国語大辞典 「寒玉」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぎょく【寒玉】

〘名〙 美しい玉。多く、詩文で、清らかな容貌、声、水、月などをたとえていう。
菅家後集(903頃)見右丞相献家集「琢磨寒玉声々麗 裁制余霞句々侵」 〔韋応物‐五絃行〕

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