富秋村(読み)とみあきむら

日本歴史地名大系 「富秋村」の解説

富秋村
とみあきむら

[現在地名]和泉市富秋町・池上いけがみ町・葛の葉くずのは

なか村の南西に位置する。慶長九年(一六〇四)の信太郷富秋村御指出帳(東京大学史料編纂所蔵)によると、高八九石余、うち二石余永荒、毛付高八六石余、うち一六石余は畑方。寛永末年頃の状況を記したと推定される和泉国郷村帳によると、高三一七石余。元禄初年の「泉州志補遺」でも同高、ただし「内高百拾石 森村高之内持付出作分 高百四石五斗一升 助松村持付出作分」の注がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android