デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富士松加賀太夫(7代)」の解説 富士松加賀太夫(7代) ふじまつ-かがたゆう 1856-1930 明治-大正時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。安政3年2月29日生まれ。新内節。5代加賀太夫に師事し,津賀太夫,富士太夫をへて,明治35年7代を襲名。美声と奔放な語りで知られ,弟の鶴賀直太夫(のち4代吾妻路(あづまじ)宮古太夫,8代加賀太夫)の三味線とコンビをくんで一世を風靡(ふうび)した。昭和5年10月4日死去。75歳。江戸出身。本名は小林文太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例