富士松加賀太夫(7代)(読み)ふじまつ かがたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富士松加賀太夫(7代)」の解説

富士松加賀太夫(7代) ふじまつ-かがたゆう

1856-1930 明治-大正時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫
安政3年2月29日生まれ。新内節。5代加賀太夫に師事し,津賀太夫,富士太夫をへて,明治35年7代を襲名美声と奔放な語りで知られ,弟の鶴賀直太夫(のち4代吾妻路(あづまじ)宮古太夫,8代加賀太夫)の三味線コンビをくんで一世を風靡(ふうび)した。昭和5年10月4日死去。75歳。江戸出身。本名は小林文太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android