宮本・宮元(読み)みやもと

精選版 日本国語大辞典 「宮本・宮元」の意味・読み・例文・類語

みや‐もと【宮本・宮元】

[1] 〘名〙
神社社家
大乗院寺社雑事記‐文明一四年(1482)一〇月一四日「奈良方路次停止は緩怠至也。及両三度彼宮本に仰遣之云々」
② 神社の境内とその周辺
歌舞伎新皿屋敷月雨暈魚屋宗五郎)(1883)大切「『此宮元を廻ったら』『片門前から浜の方へ、気を揃へて押掛けようぜ』」
[2] 江戸時代、江戸深川八幡境内(東京都江東区富岡)にあった料理屋

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