客扱(読み)きゃくあつかい

精選版 日本国語大辞典 「客扱」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐あつかい ‥あつかひ【客扱】

〘名〙
① 客をもてなすこと。また、その仕方客あしらい
落語教育一端(1891)〈初代談洲楼燕枝〉「宿屋家業には女房がなけりゃア客待遇(キャクアツカヒ)にいけぬゆゑ」
② 客として扱うこと。客としてのもてなし
※こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下「下宿した当座は万事客扱(キャクアツカ)ひだったので」
鉄道で、旅客輸送の仕事。「荷扱(にあつかい)」に対していう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android