宝生勝吉(読み)ほうしょう かつよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝生勝吉」の解説

宝生勝吉 ほうしょう-かつよし

1558-1630 織豊-江戸時代前期の能役者シテ方。
永禄(えいろく)元年生まれ。金剛流金剛家から宝生流5代宝生宝山の養子となり,6代をついではじめ宝生新次郎忠勝を名のる。徳川家康の招きで浜松城で「芭蕉」を演じ,葵(あおい)の紋服をあたえられた。以来宝生家は徳川家につかえ,江戸幕府式楽四座のひとつとなった。寛永7年8月26日死去。73歳。号は道奇。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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