宝幢脛楯(読み)ほうどうはいだて

精選版 日本国語大辞典 「宝幢脛楯」の意味・読み・例文・類語

ほうどう‐はいだて ホウダウ‥【宝幢脛楯・宝同ドウ脛楯】

〘名〙 脛楯の一種甲冑とは逆に小札(こざね)の重ね方が上重ねになり、最下段は草摺のように三分されて膝頭をとり巻くようになっている脛楯。仏具宝幢にその形状が似ているところからの称。この形式はながく江戸時代まで続いた。ほうどう。
※中島摂津守宗次記(1558)「ほうとうはいたて御目にかくる事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android